2010年10月12日
高松神明神社・秋の祭礼
姉小路通新町西入にある「高松神明神社」で、
この週末の10月16・17日に秋の祭礼が行われる。
普段は静かに目立たないけれど、17日には神輿巡幸が行われるようだ。

手品やビンゴゲーム、福引もあったりして、観光客でごった返す祭りではなく、
京都の地元のお祭りを堪能できる。
古い写真を使ったポスターに、思わずいつもの好奇心が動き出した。
これは、神輿ではなく御鳳輦である。
写真の背景に見えるものと、氏子区域から考えてみると、
おそらく終戦後からさほど遠くない年の祭礼風景か。
右端に僅かに見える山並み、これはおそらく東山。
それから、家並みと電線が離れたところにしか見えない。
これは、やたらと広い未舗装の道路を南下して横断していると考えられるが・・・
社務所でお尋ねしたところ、昭和19年の祭礼の様子とのことだ。
昭和19年は、戦局も悪化してきて、祭礼を中止する神社も増えていたが、
ここ高松神明神社は、立派に祭礼を行なっていたことになる。
そう考えると、この撮影の10ヶ月後には終戦を迎えていることになる。

◆高松神明神社 中京区姉小路通新町西入北側
この週末の10月16・17日に秋の祭礼が行われる。
普段は静かに目立たないけれど、17日には神輿巡幸が行われるようだ。

手品やビンゴゲーム、福引もあったりして、観光客でごった返す祭りではなく、
京都の地元のお祭りを堪能できる。
古い写真を使ったポスターに、思わずいつもの好奇心が動き出した。
これは、神輿ではなく御鳳輦である。
写真の背景に見えるものと、氏子区域から考えてみると、
おそらく終戦後からさほど遠くない年の祭礼風景か。
右端に僅かに見える山並み、これはおそらく東山。
それから、家並みと電線が離れたところにしか見えない。
これは、やたらと広い未舗装の道路を南下して横断していると考えられるが・・・
社務所でお尋ねしたところ、昭和19年の祭礼の様子とのことだ。
昭和19年は、戦局も悪化してきて、祭礼を中止する神社も増えていたが、
ここ高松神明神社は、立派に祭礼を行なっていたことになる。
そう考えると、この撮影の10ヶ月後には終戦を迎えていることになる。

◆高松神明神社 中京区姉小路通新町西入北側
Posted by だるまずんずん at
18:31
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